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プレイボール(雑感4)

今年の夏の高校野球は本当におもしろかった。決勝はもちろんだが、最も見ていて印象深かたのは、智弁和歌山対帝京の最終回の攻防である。野球マンガにしばしば描かれている奇跡の逆転劇や、圧倒的な力の差が顕在化する場面。僕は半ばそれらはマンガの演出上の手法だと考えていた。しかし、一定の条件が整えばこういうことは現実化しうるものであることを痛感させられた試合だった。
※以下「プレイボール」の話の内容に関連する記述があります。
9回表の時点で8対4で智弁和歌山がリード。先攻の帝京は9回表の2死1・2塁から短打を5つ連ねて9対8と逆転。これらの誰か一人がアウトになってしまうと終わってしまうところを粘りきった。帝京の迫力は智弁和歌山の守備に明らかな影響を及ぼしていて、球ギワにかなり弱くなっていた印象が強い。そしてここで本塁打が出て一気に12対8と4点差をつけて帝京がリード。
つぼにはまってしまうとこういうことはありうるのである。もちろんこうならずに終わる場合も多いのだが、これだけのポテンシャルを秘めながら高校野球の試合は進行していることを、今は信じている。
「プレイボール」の東実との試合の9回裏、谷口の下に結集した墨谷ナインが2死から怒涛の攻撃を見せる。ただの一人として凡打を打つものがいない。そしてたった一人のアウトが取れない。こういうことは起こりうるのである。
そしてそのことはそのすぐ裏に逆の形で証明される。
逆転のために代打を出したことにより投手をすべて使い切ってしまった帝京は、一線で投げたことのない投手たちを繰り出さざるを得なくなる。それまでの投手とは明らかに異なる球筋。マンガで描かれる圧倒的な力の差、というのはやはり本当に目に見える形で存在するのだということがわかった。
「プレイボール」の東実戦で万策尽きた墨谷は9回表、田所がマウンドに立つ。圧倒的な力の差に火ダルマになる田所。まさにその局面は現実の甲子園のマウンド上で再現された。
打ち込まれる帝京の投手たちの必死の1球1球の踏ん張りにエールを送りながら僕は、顕在化はしなかったけれど、帝京の投手たちを主人公とした新たなドラマの可能性を見ていた。
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  • Author:象(Zoo)
  • 理系研究者です。科学好き、やや社会派、体を動かすのも好きです。

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